経営者応援ブログno15 「相見積もりのマナー」

皆さんこんにちは。Future Createの代表阿部弘です。

「相見積り」という言葉、知っていますよね。よく、リフォームや引っ越し、その他、商品を購入する際にいくつかの業者に見積もりを出してもらうことです。

何となく気軽に見積もりを出してもらっている人もいるのですが、これには経営者として、そして人としてある程度のルールやマナーがあるのです。最近、そのルールを知らない人が多くてとても残念な気がしたので今日はそのことについてお話します。

※相見積もりをお願いするときのルールとは?

「いくつかの見積もりを取ってからいろいろ比較したい」。これはビジネスでも普段の生活でも大きな金額を伴うものであれば当然ですし、いくつかの業者にお願いするのはルール違反ではありません。

ただ、相見積もりをお願いするときにはいくつかのルールがあります。

①同じ条件で見積もりをお願いする。

②相見積もりであることを伝える。

③スケジュールと予算を伝える。等です。

理由はお分かりだと思いますが、見積もりには様々な内容があり、それによって金額が変わってくるからです。また、本気であることが相手に分かり相見積もりであることで良い条件を引き出せる可能性があります。

※受注しなかった会社に断りの連絡をする大切さ

いろいろ比較検討し、決めたとしましょう。そこからが経営者、個人の人格が現れます。

最近、「見積書を出させたけど業者からの連絡に答えもせず、知らんぷりして他社に決める」という事例を散見します。

実は「受注しなかった会社に必ずお断りの連絡を入れる」というのが大切な絶対的なマナーなのです。

これは見積もりを出した業者の立場になればわかることです。

業者は内容を精査し、場合によっては下請けや仕入れ業者に問合せをし、配送料などを調べるなど、様々な労力を使います。そして、見積書やパンフレット、資料を郵送、となればそれなりのコストもかかります。当然期待もします。

こっちは客だから業者がそのぐらいの努力をするのが当たりまえ、そのコストは営業費用だろ!と考えている経営者は将来絶対に成功は見込めません。同じことをいつかは自分もされるからです。また、地域でビジネスをしていく限りこのことは永遠に付きまといます。

※ではどうすればよいのでしょうか?

①きちんと理由を告げて丁寧に断りの連絡を入れる。

②見積もりを出してくれた業者の労力に感謝し、敬意を払ってお詫びをして断る。です。

断るのはいやかもしれません。知らんぷりすれば相手も忘れるだろう、と考えていつまでも連絡しない方が良いと考える人がいます。これでは経営者失格です。逆だったらどうですか?

業者としてはショックですが、ダメならダメと早めにはっきりした方がいいのです。また別の顧客を探せばいいのですから・・・。

仕事にはマナーやルールがありますが、これは経営者としての人格の問題になってきます。いかなることも相手の立場になってモノを考える経営者でいたいですね。

毎回、様々な話題をお話しします。皆さんの方が素晴らしい仕事をしているかもしれません。でも実際の現場で真剣に戦ってきたからこその話だと思って読んでください。今のあなたの仕事、人生に少しでも参考になればうれしいです。ではまた。


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