ブログ版「色いろ音楽館」no7~暖かい色・寒い色~
暖色と寒色
皆さんこんにちは。札幌のフォーティーフォー(44)カラースクールの学長・Future Create 代表の阿部弘です。
今回も「青」についてお話しています。今日は寒い色・青の話です。
暖色と寒色の話
さて、これからいよいよ冬本番といったところですが、暖房器具には青いものは見当たりませんね。そう、青というのは寒色といって、見るだけで寒く感じてしまうのです。
反対に赤系統を暖色といい暖かく感じます。いくらおしゃれだからと言って扇風機には暖色がありませんよね。涼しい風が欲しいのに生暖かい風に感じてしまうからなんです。ピンクの扇風機といえばキティちゃんの製品ぐらいでしょうか。
ある大学の調査では、赤い壁の部屋と青い壁の部屋では3度も体感温度が違うそうです。
冬になるといつも家の中が寒く感じる人、風邪でも引いて病院にかかったら大変ですし、灯油も値上がりして暖房費もかさみますから、部屋のカーテンや小物を暖色にして経費節約してみてはどうでしょうか。お金のかからない地球温暖化対策にもなります。逆に夏は青を取り入れて涼しくすれば冷房も要りませんね。
青のイメージ
ただ、「青」という色、前回お伝えしたように世界中でまた日本人にも一番好まれている色なのに、この「寒い」という性質のせいでしょうか、マイナスイメージもあります。
「クールなイメージ」というと格好いいけど、「冷たいイメージ」になるとあまりいい評価ではなくなってしまいます。
また、物悲しさとか陰鬱な気分を「ブルー」という色を使って表します。「ブルース」や「ブルーマンデー」「マタニティブルー」などはその例ですね。
そんな少し寂しい青の曲、こんなのはどうでしょうか。
♪♪「Blue heaven」♪♪サザンオールスターズ
「Blue heaven」サザンオールスターズでした。サザンは明るい曲も良いけど、こんなしみじみしたのも良いですね。一度も行ったことがないのですが、年末のコンサート行きたいなぁ。
いかがでしたか?ブログ版「色いろ音楽館」。これからも皆さんに「へ~」を提供できるような豆知識をお話しますのでお楽しみに。メッセージや質問、リクエストなどお待ちしております。