ブログ版「色いろ音楽館」no5~世界で一番好かれている色は?~

色の好き嫌い

皆さんこんにちは。札幌のフォーティーフォー(44)カラースクールの学長・Future Create 代表の阿部弘です。

冬本番で北海道ではこれからいよいよ厳しい季節になります。それでも昔に比べると何となく暖かい日が多い気がするんですが(^^)v

 青は人気ナンバー1

ところで皆さんは何色が好きですか?赤?青?緑?・・・。

色の好みは人それぞれですし、その時々の心境の変化や過去の想い出とかによって決まってくることが多いですよね。

 

実はもう何十年も前のデータではあるのですが、世界の嗜好色調査の傾向では「青」という色が世界中で一番好まれている色だそうです。

日本人でも日本色彩研究所によると一番好きな色は鮮やかな青、ついで赤や白になっています。

青から連想するものといえば空・海・あるいは水など、自然の神秘さを想像させるものが多くあります。それ故に「日常的でありながらなかなか手が届かない色」ということで、人々が憧れる色なのでしょう。

以前、夕陽が赤く見えるわけをお話ししましたが、空の青は太陽光線が大気中のチリやホコリにぶつかって飛び散った青い光を見ています。この柔らかでつかみどころのない「色の見え方」を色彩学では「面色」といいますが、 モノを見ているときと違って距離感を感じられずこれが余計に神秘的に感じるのでしょう。

世界中の人が好むそんなイメージの良い青、それでは今日は、この曲でいきましょう。

「蒼い星屑」加山 雄三

「蒼い星屑」加山 雄三さんでした。今回もまた加山さんの曲をかけてしまいました。

加山雄三という人はシンガーソングライターの元祖みたいな人で、「弾 厚作」というペンネームで作曲していますが、この「蒼い星屑」という曲、加山さんが映画の撮影で泊まっていた大阪の宝塚ホテルで作ったのだそうです。曲を作り終えて空を見上げると3つの星がキラキラと輝いていたそうで、この曲の原題は「スリーブルースター」といいます。

ちなみに「青」と「蒼」の違いは「青」は水色や空色、など、青い色の総称で、「蒼」はもっと深い、重みのある青色とされています。「青い星屑」としなかったのは深い色の夜空を見上げて作ったからなんですね。


いかがでしたか?ブログ版「色いろ音楽館」。これからも皆さんに「へ~」を提供できるような豆知識をお話しますのでお楽しみに。メッセージや質問、リクエストなどお待ちしております。

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