ブログ版「色いろ音楽館」no2~ぶつけられやすい車の色って?~

今回は赤い車のお話です。

皆さんこんにちは。札幌のフォーティーフォー(44)カラースクールの学長の阿部弘です。

第2回の今日も「赤」をテーマにしてみました。

未来の車は凄いことに・・・?!

新年を迎えると新聞広告やテレビコマーシャルで車の宣伝が増えますよね。昔はスタイルだったり馬力だったりを競っていましたけど、今はガソリン車から電気や水素といった燃料の変化、そしてとにかく安全装置の技術革新が目覚ましい時代です。

僕は「縦列駐車や車庫入れはショーだ!」と言って運転技術を自慢していましたが、これからは初心者でも見事な操作が出来てしまうのです。自動運転機能やそのうち空飛ぶ車が出てくればブレードランナーのようなSF映画の世界が現実になるのもそれほど遠い話ではないかもしれません。すごいですね。

 進出色と後退色

ところで皆さん、「ぶつけられやすい車の色がある」と言う事を聞いたことがありますか?

ある奥さんが「自分の車はよくぶつけられる!」ってぼやいてた。これを聞いたカラーコーディネーター、初めは運転技術の問題かなって思っていたけど、その奥さん、抜群の運動神経でなかなかのスポーツウーマン。そこで、不思議に思い車を見たらなんとなく分かった。紺色の車だったのです。

これは色の世界では、「進出色・後退色」と呼ばれるもので、近くに見える色と遠くに見える色の話です。ある大学の実験によると100メートルの位置に赤い車と青い車を置いて、学生に視認距離の実験を行ったところ赤い車のほうが青い車よりも7メートルも近くに見えたそうです。

赤・橙・黄色のような暖色系は手前に、青や青緑の寒色系は遠くに見えるそうなので、この奥さんの車は周りの車から見て少し遠くに見えるからぶつけられるのですね。交差点で右折しようと思って待っているときでも微妙な判断に影響しているのは事実です。もちろん色の影響だけではないのですが・・・。

 

車の色で思い出すのはこの曲。初めの歌詞にある「緑の中を走り抜けてく真っ赤なポルシェ」、乗ってみたいなぁ。聴いてください(^^)v

「プレイバックpart2」 山口 百恵

懐かしいですね、山口百恵さん。優しい印象の彼女ですが、この曲はカッコイイ系のちょっと恐い女性として歌っていたんですね。


いかがでしたか?ブログ版「色いろ音楽館」。次回も色に関係あるお話をしますのでお楽しみに。メッセージやリクエストお待ちしております。

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