経営者応援ブログno19 「いつまで待っているのですか?」

皆さんこんにちは。繁盛塾主宰Future Createの代表阿部です。

コロナの関係で各業種の経営者の方が苦境に立たされています。始めの半年ぐらいまでは「いずれ収束するからそれまでの辛抱」と考えて、給付金や借り入れなどで何とか資金をつないでいる会社もありました。

しかし、そろそろ根本的な見直しをして、未来に向けて動き出す時期が来ています。

「コロナよりも考えたいのは消費マインドの低下」

政府は「GO-TOキャンペーン」と称して観光や飲食店の経済を活性化させようとしていますが、予算が余るのはなぜか?

それは国民の消費意欲がこのコロナで相当減少してしまったからです。というか、旅行好きなグループは今でもお得であれば行くでしょう。外食が好きな人はうまく活用して少しでも得する使い方をするでしょう。

でも特に普段から旅行や外食を習慣にしていない人にとってはいくらお得でも興味がない。キャンペーンだからといって無理やり行くことはほとんどないのです。

逆にこれから「GO-TOイベント」というものを政府は予定していますが、嵐のコンサートには割増したって行きたい人は溢れるはずです。イベント業界の応援を考えているのでしょうが、そもそも大事なのは消費者ニーズです。

このコロナでは「不要不急」という言葉が出てきましたが、よく考えると、モノが溢れ、観光施設が溢れ、飲食店が溢れる中で、自宅にいながら心の満足を得ることを国民が学び気づいてしまったのです。したがって以前のような外でお金を使う意識にまで誘導するには今の事態を国民が忘れる5年後以降の話です。

ということはいつまでも事態の急変を期待して待っていてもだめなのです。そろそろ根本的な対策を考えましょう。経営の神様、松下幸之助氏も講演のなかで「運命に従うなかから強さが生まれる」とお話されています。

「いつまで待っているのですか?」

苦境のアパレル業界は世界中で数千店舗の閉店をしています。ネットにシフトしているのです。

飲食も単なる宅配のみならず、店舗を縮小して郊外店舗やテイクアウト専門店にシフトしています。

作業着の会社がホームユースに転化したアパレルに進出。アウトドア用品の会社がマタニティウエアを販売。それぞれが将来を見越して大規模な断捨離をしてヒットしています。

また、JRなどは将来的な発展は断念し、完全縮小を考えています。これも将来に向けた一つの選択肢です。タクシー業界も弁当の宅配を始めました。交通機関はもう人だけを運ぶものではないのです。

自分自身、自分の仕事、顧客、人、モノ、カネ・・・見直すことはたくさんある!

皆さんの仕事も、これからの世の中を考えて、資金があるなら大きな転換を、もし、それが難しいなら前向きな縮小や撤退も考えてもいいのです。格好悪くなんかないですよ。選択肢の一つとして経営者が判断したのですから。できるなら今の事業の存続を願いますが、一度見直しをして一から出直して未来に向かえばいいのです。

仕事の断捨離や転換をするために今すぐ「本当の見直し」をしてみましょう。未来が見えてくると苦難に立ち向かう勇気も沸いてきますし、気持ちが明るく変わります。ただし見直しにもルールがあります。私の主宰する繁盛塾では正しい見直し方法をお伝えしています。

もう時間はありません。すぐに行動を始め、明るい未来になりましょう(^_-)-☆

「自分の仕事・お店繁盛塾」

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